Windows Latestは4月25日(現地時間)、「Leak shows Windows 11 25H2 with Build 26200, not a big release like Windows 11 24H2?」において、2025年9月以降にWindows 11バージョン25H2がリリースされる可能性について伝えた。発見されたビルド番号が24H2と大きく変わらないことから、24H2のリリース時と比較してマイナーリリースになる可能性が高いという。
互換性チェック機能から25H2を確認、ビルド番号は少しアップ
MicrosoftはこれまでのところWindows 11バージョン25H2について明確な情報を公開していない。近しい情報としては、Windows 11 Insider Preview Build 26200.5510(KB5054148)のリリースで「これらのビルドではバックグラウンドでプラットフォームの変更を行う予定である」と意味深な表現をするにとどめていた(参考記事:「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 26200.5510 (Dev Channel) | Windows Insider Blog」)。
そのような状況の中、趣味でWindowsを調査しているXeno氏がWindows 11バージョン25H2への参照を発見したとXへ投稿した。投稿では互換性チェック機能とされる「appraiserres.dll」から参照を発見したという。
Windows Latestは投稿を見つけると先日リリースされたばかりのWindows 11 Insider Preview Build 27842から指摘のあった「appraiserres.dll」を抽出して調査し、そのリソースから「GE25H2」の文字列を発見している。さらにGE25H2のビルド番号が26200以上と定義されていることも見つけ、Windows 11 Insider Preview Build 26200.5510(KB5054148)との関連を指摘している。
ただ、これらは公式発表ではなく変更される可能性があることから推測の域を出ない。それでもビルド26200がバージョン25H2とすると、ビルド26100のバージョン24H2から大きなビルド番号の変化はないと言える。
Windows Latestは「Windows 11 24H2はビルド26100、Windows 11 25H2はビルド26200に紐付けられており、有効化パッケージ形式のリリースとなることが予想されます」とコメントし、次のWindows 11アップグレードは大きな変化のないマイナーリリースになる可能性が高いとの予測を伝えている。