ベンチャーキャピタル(VC)のAndreessen Horowitz(a16z)が、同社史上最大となる約200億ドル規模のファンド設立の準備を進めているようだ。
AIスタートアップ向けのファンド
複数の関係者によると、a16zが計画中の新しいファンドはAIスタートアップ向け。調達額は200億ドルで、同社にとっては最大の規模となる。米国内外の一部のパートナーと話し合いを進めており、成長段階のスタートアップへの投資に特化させる方針だと伝えているという。
Donald Trump大統領が関税政策を進める中で、米国のAI企業への投資の関心が高まっていることを受けてのものだという。
仮に調達に成功すれば、200億ドルは同社最大級となる。ソフトバンクのVision Fund(Vision Fund Iは1000億ドル、同IIは560億ドル)に続く規模となる。
a16zはOpenAI、xAI、Databricksなどに出資している。Reutersが4月7日付で通信の取材で報じている。