米オラクルは3月20日(現地時間)、同社の業務アプリケーションスイート「Oracle Fusion Applications」向けのAIエージェントの作成、拡張や展開、管理を行う包括的プラットフォーム「Oracle AI Agent Studio」を発表した。

  • 「Oracle AI Agent Studio」(同社資料より)

クラウド版となる「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」の一部として追加コスト無しで提供される「Oracle AI Agent Studio」は、ERPやHCM(人材管理)、SCM(サプライチェーンマネジメント)、販売、サービス、マーケティングと多岐にわたるAIエージェントを事前設定済みのテンプレートを用いた活用からAPIやツールで拡張、管理できるプラットフォームで、LlamaやCohereなどOracle Fusion Applications向けに最適化された大規模言語モデル(LLM)の選択も可能だ。

「Oracle AI Agents for Fusion Applications」のWebサイトには、特定の目的に対応するAIエージェントをユースケースとビジネス利点で紹介しているが、オラクルのアプリケーション担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのSteve Miranda氏は、50以上のAIエージェントを基盤としており、顧客とパートナーが独自のAIエージェントを簡単に作成や管理できる「Oracle AI Agent Studio」の柔軟性を強調している。

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