UiPathは3月13日、16カ国でUiPath Platformのプロフェッショナルサービスプログラムを拡充するため、主要な電子カルテプラットフォームとグローバルコンサルティング契約を締結したことを発表した。

これにより、医療機関向けのプロフェッショナルサービス機能が強化されるとともに、同社顧客とパートナーが迅速かつシームレスに電子カルテプラットフォームへアクセス可能になる。

コンサルティング契約締結で実現すること

今回締結したコンサルティング契約により、これまでは導入後に数週間かかっていた電子カルテへのアクセスが数日で可能になるという。

さらに、UiPathは各地域の戦略的パートナーと緊密に連携していくことで、人材と価格の面で幅広い選択肢が提供できるようになる。サービスが拡充される地域には、アメリカとカナダに加え、オーストラリア、フランス、ドイツ、イタリア、シンガポール、スウェーデンなどが含まれる。

医療機関は、同社と認定パートナーによるプロフェッショナルサービスを利用することにより、コスト削減やエンド・ツー・エンドのプロセス自動化を進めるためのアクセス性とリソースを獲得でして、質の高い医療の提供、医療従事者の働きがいの向上を達成できるという。

同社は医療業務の自動化を推進するソリューションを提供している。例えば、同社のRPAによってスケジューリングから訪問、治療、請求に至るまでの患者の経験を向上することができる。

また、 AI Centerでは、ドラッグ&ドロップによりAIと機械学習モデルを自動化に挿入することで、エビデンスに基づく薬品や運用分析などをサポートする。