Ars Technicaは3月11日(米国時間)、「Firmware update bricks HP printers, makes them unable to use HP cartridges - Ars Technica」において、HP製プリンタを3月4日リリースの最新ファームウェアにアップデートすると印刷できなくなると報じた。
新しいファームウェアの影響
HPのプリンタはサードパーティーのインクやトナーの使用を阻止するため、「ダイナミックセキュリティ」と呼ばれる仕組みを搭載している。この仕組みによりユーザーは価格の高い純正品の使用を強制され、一部からは不満の声が出ていた(参考:「HP、ファームウェアアップデートでサードパーティー製インクの使用を禁止 | TECH+(テックプラス)」)。
Ars Technicaによると、先日HPが公開した新しいファームウェアには不具合が存在し、アップデートすると純正トナーも排除されるという。影響を受けたプリンターは「エラーコード 11」を表示して印刷できなくなるとされる(参考:「Error Code 11 - HP Support Community - 9333546」)。