Salesforceはこのほど、信頼性の高い自律型AIエージェントを業務フローに導入するためのデジタル労働力を生み出すプラットフォーム「Agentforce」の最新版「Agentforce 2dx」を発表した。
最新版では、Agentforceがプロアクティブに動作してデータの変更に応じてトリガーされ、業務プロセスのバックグラウンドで自律的に動作し、リッチコンテンツやメディアを使用してさまざまなユーザーインタフェースを介したインタラクションが可能にになる。
ローコードおよびプロコードツールを搭載
今回、Salesforce開発者がAgentforceを迅速に構成、テスト、展開できる新しいローコードおよびプロコードツール群がリリースされた。
これらを高度な分析機能と組み合わせることで、チームはリアルタイムデータとガイダンスを活用しながら、AIエージェントのパフォーマンスを監視、デバッグ、最適化できる。
Salesforceはこれらのツールを試すことができる完全無料の環境として、Agentforce Developer Editionの提供を開始した。
Agentforceマーケットプレイス「AgentExchange」発表
Agentforce向けの信頼性の高いマーケットプレイスおよびコミュニティである「AgentExchange」も発表された。AgentExchangeは、Salesforceに組み込まれており、デジタル労働力の市場への参入機会がパートナーへ提供される。
企業はAgentExchangeが提供するテンプレートやアクションのライブラリにより、Agentforceの導入を加速させることが可能。