DNPは2月28日、東京都港区がDNPのサービス「メタバース役所」を導入し、「港区メタバース総合支所」のサービス提供を3月1日から開始すると発表した。

  • 港区が開設する「港区メタバース総合支所」の内観

    港区が開設する「港区メタバース総合支所」の内観

「港区メタバース総合支所」の特徴

「港区メタバース総合支所」は、オンライン申請手続き支援エリア 、港区ならではのオリジナル空間、情報発信スペースから構成される。

行政のBPO(Business Process Outsourcing:業務委託)サービスを展開するDNPコアライズが区のオンライン申請入力支援業務を実施する。オンライン申請入力支援サービは、8時から20時まで利用可能(土・日曜、祝日を含む) 。

  • インフォメーションブース(総合案内)

    インフォメーションブース(総合案内)

オリジナル空間としては東京タワー、レインボーブリッジ、ゆりかもめ、港区の木であるハナミズキを設置し、港区らしさを演出している。視覚的な要素を加えて利用者に楽しさなども提供し、利用頻度の向上につなげていきたい考え。

さらに、DNPの「メタバース役所」の行政の情報発信機能を利用し、区政に関する情報発信スペースが作成された。同スペースでは、区の広報や取り組みなどを発信する予定。多様な情報発信を行うことで、より多くの方が情報にアクセスしやすくなることを期待しているという。