NECは2月28日、コンテンツ(IP)分析評価のパイオニアであるParrotAnalyticsと世界中のIP価値を指標化できるデータサービス「Demand360」の日本国内における営業連携を3月1日より開始することを発表した。

  • 取り組みのイメージ

    取り組みのイメージ

連携の概要

「Demand360」という動画コンテンツ分析サービスは、テレビ番組、映画、演者に対する世界的な消費者需要を数値化できる技術特許を保有しており、サービスや市場別に正確に評価できるもの。

同サービスは200以上の国々で、2015年から標準化された方法でコンテンツを測定できており、プラットフォーム市場シェアの経年変化や、各プラットフォームの累積価値を定量化できるメニュー提供をしているという特徴を持っている。

  • 「Demand360」画面より

    「Demand360」画面より

NECでは、テレビ局や出版社などのIPコンテンツホルダーに向けての営業連携により、今後も拡大が見込まれる日本コンテンツのさらなる輸出拡大・成長に貢献することを目指す。

また、海賊版などの侵害コンテンツが蔓延する海外市場で、データに基づいた日本コンテンツの円滑な流通促進と、エコシステムの構築に向けた取り組みを推進していく構えだ。