Microsoftは2月25日(米国時間)、「Unable to drag and drop emails to folders in classic Outlook - Microsoft Support」において、従来のOutlookからメールや予定表アイテムをフォルダーにドラッグアンドドロップできなくなる不具合を修正したと発表した。

この不具合はWindows 11バージョン24H2に特定の更新プログラムをインストールした場合に発生する可能性がある。

  • Unable to drag and drop emails to folders in classic Outlook - Microsoft Support

    Unable to drag and drop emails to folders in classic Outlook - Microsoft Support

不具合が発生する更新プログラム

不具合はWindows 11バージョン24H2を実行しているPCに、次の更新プログラムのいずれかをインストールした場合に発生する可能性がある。

対策

不具合はオプションの更新プログラムとなる「2月のプレビュー更新プログラム KB5052093(OS ビルド 26100.3323)」にて修正された。影響を受けたユーザーは、この更新プログラムをインストールすることで修正することができる。

オプションの更新プログラムをインストールできない、または3月のセキュリティ更新プログラムを待つ場合は、次の回避策により一時的に影響を回避することができる。

  • Outlookの「ファイル」タブを選択し、次に「オプション」を選択する
  • 「全般」タブの「ユーザーインターフェイスのオプション」にて、「表示を優先した最適化」オプションを選択する

なお、オプションの更新プログラムは段階的に展開されており、Windows Updateに表示されるまで時間がかかる可能性がある。速やかにインストールしたい場合は「Microsoft Update カタログ」から適切なファイルをダウンロードして、手動でインストールすることができる。