インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月26日、企業の海外拠点におけるIT環境を調査し、セキュリティリスク評価を行うサービス「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」を4月1日より提供開始すると発表した。
同サービスは、海外事情に精通したIIJのエンジニアが顧客の海外拠点に赴いて現地調査を行ってIT環境を正確に把握することで、海外拠点が抱えるセキュリティリスクを可視化し、最適なセキュリティ対策を提案する。
「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」の特徴
「IIJグローバルオンサイトサーベイソリューション」では、同社エンジニアまたは同社グループ、海外現地法人のエンジニアが顧客の現地拠点を訪問し、実態把握のためのオンサイト調査を実施。
これにより、これまで顧客だけでは対応が難しかった地域でIT環境の実態を把握することが可能になる。
海外の事情に精通した同社のエンジニアに加え海外現地法人のエンジニア、海外のパートナー企業などとも連携し、各国の言語、慣習や規制、業務環境を考慮しながら現状調査を行うため、より正確な調査を行える。
拠点内ネットワークの構成、ネットワーク機器や業務PCの稼働・保守状況など現地IT環境の詳細な調査と、セキュリティポリシーやリスク管理状況の調査により、総合的にセキュリティリスクを評価し、実効性の高い改善提案を提供する。オプションでセキュリティスペシャリストによる分析レポートの作成も可能。