Garminは1月28日、「Garminデバイスが起動画面から正常に起動しない | Garmin サポートセンター」において、同社の一部製品が起動画面または青い三角ロゴを表示したまま動作しなくなる可能性があると報じた。
不具合の概要
本稿執筆時点において、Garminは不具合の原因を明らかにしていない。ユーザーからの報告から、原因は正常に動作しないファームウェアアップデートにあると推測されている(参考:「Failed Garmin Update (blue triangle boot loop) - here is what is happening and how to fix : r/Garmin」)。
影響を受ける製品
Garminはホームページ上で、次の製品が不具合の影響を受けるとして修復手順を公開している。
- D2シリーズ
- Enduroシリーズ
- epixシリーズ
- fenixシリーズ
- Quatixシリーズ
- Tactixシリーズ
- Descent Mk3シリーズ
- Approachシリーズ(ゴルフウォッチ)
- Edgeサイクルコンピューター
- Forerunnerシリーズ
- Instinct 3シリーズ
- vivoactive 4シリーズ
- vivoactive 5シリーズ
- Venu 3シリーズ
共通の修復手順
すでに不具合の原因は修正され、今後新たに不具合に遭遇する可能性はないとみられている。しかしながら、すでに不具合が発生し、正常に動作しなくなったユーザーは次の手順で修復を試みることが推奨されている。
- デバイスが起動画面から先に進まない場合は、電源が切れるまでPOWERキーまたはLIGHTキーを押し続ける。これには1分以上かかる場合がある。次に、POWERキーまたはLIGHTキーを押して、デバイスの電源を入れる
- 起動できた場合は、スマートフォンのGarmin ConnectアプリまたはパソコンのGarmin Expressを使用してデバイスを同期する
Garminは上記の作業により不具合は解決すると説明しているが、それでも解決しないユーザーに向け、工場出荷時に戻す手順を「Garminデバイスが起動画面から正常に起動しない | Garmin サポートセンター」にて公開している。
いずれもGarmin ConnectアプリまたはパソコンのGarmin Expressを必要とし、デバイス単独では修復することができない。修復できないユーザーは、「修理・点検のご案内 | Garmin 日本」の手順に従い修理を依頼する必要がある。