Microsoftは1月8日(米国時間)、「Classic Outlook hangs when using the Copy shortcut - Microsoft Support」において、従来のOutlookの利用時にテキストをショートカット(Ctrl+C)からコピーするとOutlookが動作を停止する不具合を修正したと発表した。
この不具合の初報は「テキストコピーでOutlookが停止、Microsoftが原因を調査中 | TECH+(テックプラス)」にて伝えている。
不具合の詳細
Microsoftによると、この不具合は次の条件を満たした場合に発生するという。これまで、この不具合の影響を受けたユーザーは、回避策として入力方式エディター(IME: Input Method Editor)またはOutlookのダウングレードが求められていた。
- 最新チャネル(Current Channel)バージョン2409(ビルド18025.20096)およびこれ以降のバージョ ンのOutlookを使用している
- 入力方式エディター(IME: Input Method Editor)で言語を使用している
今回問題が修正されたことでアプリのダウングレードを実施していたユーザーは、更新プログラムが提供された段階でアップデートすることが可能になった。
アップデートの提供時期
不具合を修正した更新プログラムは、チャネルごとに、次の日程で公開が予定されている。
- ベータチャネル - バージョン2501(ビルド 18410.15040) リリース済み
- 最新チャネル(Current Channel) - バージョン2501(ビルド 18429.20000) 2025年1月27日リリース予定
- 月次エンタープライズチャネル - バージョン2501(18429.20000) 2025年3月11日リリース予定
リリースまでの間、影響を受けるユーザーは回避策を実施したまま待つか、ショートカット(Ctrl+C)を使用しない運用を継続することが望まれている。