NECは1月10日、インテル第14世代CPUとDDR5メモリの採用による基本性能の強化に加え、AIの活用を促進する「Copilotキー」やメンテナンスの手間を軽減する「ハードウェアスキャン機能」の搭載などにより利便性を向上したビジネス向けデスクトップPC「Mate」シリーズの新商品5タイプ31モデルを本日より販売開始することを発表した。

  • Mate タイプMC

    Mate タイプMC

新商品の概要

今回発表された新商品は、全タイプにWindows 11 ver24H2を搭載し、操作環境に合わせて選べる3種類のキーボードには新たに「Copilotキー」を装備することで、チャット型AIアシスタント「Microsoft Copilot」をワンタッチで起動できるようにしたもの。

これにより、メールの下書きや文書の要約などでAIの活用を促進し、業務の効率化や⽣産性の向上を支援する。

さらに、CPU、メモリ、ストレージなどの主要部品に対して問題が無いか診断を行う「ハードウェアスキャン機能」も新たに搭載し、利用者のメンテナンスの手間も軽減することが可能。

また、スモールサイズPC「タイプMC」では、従来の高拡張性ハイエンドデスクトップPCで対応していた、SSDを2つ搭載し双方へリアルタイムに同じデータを書き込むミラーリング(RAID1)機能を選択可能にしている。

これにより、一方のSSDが故障した際にはもう一方のSSDを使用して復旧作業を行うことができるため、ダウンタイムを抑え顧客の業務継続に貢献するという。

販売価格と出荷日

出荷開始日は1月17日で、希望小売価格は「Mate デスクトップPC タイプME」が30万6500円~、「Mate デスクトップPC タイプMB」が28万6000円~、「Mate デスクトップPC タイプMA」が27万2000円~、「Mate デスクトップPC タイプMC」が26万4900円~。

「Mate デスクトップPC SOHO・中小企業向け タイプML」はオープン価格となっている。