Future USは1月3日(米国時間)、「Microsoft was working on dynamic wallpapers for Windows 11, here's what they looked like|Windows Central」に掲載した記事において、元MicrosoftデザイナーのSergey Kisselev氏がWindows 11のダイナミック壁紙機能を明らかにしたと伝えた。
この機能はリリース版のWindows 11には導入されておらず、採用を取り消されたか、または延期された可能性がある。
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Microsoft was working on dynamic wallpapers for Windows 11, here's what they looked like|Windows Central
ダイナミック壁紙
Sergey Kisselev氏によると、ダイナミック壁紙とは従来の静止画像に加え、壁紙に動画を表示する機能とされる。機能を公表したSergey Kisselev氏は次のように述べている。
教育ユーザーを主なターゲットとするマイクロソフトの低価格デバイスのために、さまざまな動的アニメーションと静止画が検討された。この機能はWindows 11の新しい中央配置のシグネチャーコンポジションを記念し、Windowsクリエイティブディレクションチームによる中央配置のスタートメニューとタスクバーを強調する取り組みの一環として行われた。
リリースの可能性
ダイナミック壁紙は過去にWindows 11 Insider Programにて導入されたことがあるという。Microsoftの当初の計画ではWindows 11バージョン23H2で導入される予定だったが、何かしらの理由で実現しなかったとされる。
今後、この機能がリリース版のWindows 11に導入されるかはわからない。無駄に消費電力を増大させるとして否定的な意見がある一方、導入を望む声もある。Microsoftの今後の動向に注目しておきたい。