フリー(freee)は12月18日、法人向けコーポレートカード「freeeカード Unlimited」において、申込翌日からバーチャルカード発行が可能となったことを発表した。あわせて、同カードに支払を一本化できる取引先をリスト出力し、その費目に合わせたバーチャルカードを発行する「カード切替アシスト機能」の提供も開始した。

  • freeeカード Unlimited、申込から最短翌日で法人カード発行可能に

    freeeカード Unlimited、申込から最短翌日で法人カード発行可能に

これまではクレジットカードの申し込みから発行までに時間がかかり、すぐに利用できないことがあったが、今回eKYCに対応したことで、クレジットカードの代表者審査が完了してから最短翌日でバーチャルカード発行が可能となった。すぐに利用を開始できるため、資金繰りの調整や経費精算が効率化する。

また、クレジットカードでの支払い方法をfreeeカード Unlimitedに統一する際、支払先情報の確認や社内調整の煩雑さから断念するケースや、紛失リスクを考慮して複数カードで分散決済するケースがあった。

「カード切替アシスト機能」により、freeeカード Unlimitedに切り替え可能な取引先を簡単にリストアップでき、取引先の支払方法変更画面がレコメンドされる。

さらに、リストアップされた取引先の決済方法をfreeeカード Unlimitedに変更する際、ワンクリックでバーチャルカードを発行可能なため、効率的かつ迅速に切り替えを進めることが可能。これにより、ヒアリング作業が不要となり、コミュニケーションフローが改善されるとともに、経費管理の効率化が期待される。