Microsoft専門のニュースサイト「Windows Latest」は12月1日(現地時間)、「Windows 11 24H2 to get another big update in December. Here's what's coming.」において、12月10日(米国時間)にリリースを予定しているWindows 11バージョン24H2の月例セキュリティ更新プログラムの概要を伝えた。
11月21日に先行リリースされたプレビュー更新プログラム「KB5046740」には多くの新機能や機能改善が含まれており、12月のセキュリティ更新プログラムも同様の内容になると推測されている。
Windows 11バージョン24H2に導入される新機能
12月の月例セキュリティ更新プログラムにて追加される予定の新機能は次のとおり。
ジャンプリストの改善
タスクバーにピン留めしたアプリの右クリックメニューにジャンプリストが追加され、ジャンプリストの項目を管理者権限で起動できるようになる。
これまで管理者権限の起動方法としては、右クリックメニューや、「Shift + Ctrl」キーを押したままスタートメニューのアプリを選択する方法が提供されていた。アップデート後は、ジャンプリストも「Shift + Ctrl」キーを押したまま選択することで管理者権限による起動が可能となる。
システムトレイの簡素化
システムトレイの日付と時刻の表示を簡素化するオプションが追加される。また、通知ベルを非表示にするオプションも追加される。ユーザーはこれらオプションを有効化することで、システムトレイの幅を圧縮できるようになる。
タスクマネージャーの改善
タスクマネージャーの「パフォーマンス」セクションに、ディスクの接続バスが表示されるようになる。これまで筐体を開けて確認していた作業が不要になり、ディスクをNVMeまたはSATAのどちらに接続しているか簡単に判別可能になる。
その他の新機能
上記以外にも動的ライティングの強化、スタートメニューアプリのジャンプリスト追加、タッチスクリーンエッジジェスチャーの設定、テキスト読み上げ機能の改善など、さまざまな機能が追加および改善される予定となっている。
月例セキュリティ更新プログラムの詳細はまだ公開されていないが、ほぼ同様の内容と推測されるプレビュー更新プログラム「KB5046740」については「2024 年 11 月 21 日 — KB5046740 (OS ビルド 26100.2454) プレビュー - Microsoft サポート」から詳細を確認できる。