三菱HCキャピタル、日立製作所(日立)、ハピネスプラネットの3社は11月25日、新たな福利厚生サービスを創出するための協創を開始することを発表した。期間は2024年11月26日~2025年11月25日。導入場所は東京都港区の西新橋スクエア12階、13階。
具体的には、ハピネスプラネットのエンゲージメント向上支援アプリ「Happiness Planet Connect」と、日立の無人店舗「CO-URIBA」を組み合わせ、三菱HCキャピタル職場でのコミュニケーション活性化を検証。その結果をもとに、デジタルでのコミュニケーション活性化をリアルな交流や買い物ポイント還元へとつなげる、新たな福利厚生サービスの創出をめざす。
検証に参加する三菱HCキャピタルの従業員は、アプリ「Happiness Planet Connect」を通じて、投稿や応援、感謝のコメントを行うことで「コハピポイント」を貯めることが可能。
また、三菱HCキャピタルの拠点のひとつである西新橋スクエアに設置された、サイネージ、センサー、生体認証、および自動決済を組み合わせた無人コミュニケーション店舗「CO-URIBA」にて、手ぶらで買い物ができる。
同店舗では、利用者が事前に生体情報とクレジットカード情報を登録することで、顔認証を用いたチェックインが可能。 商品を手に取ると、センサーが自動的に商品を認識して決済が完了する。
さらに、「Happiness Planet Connect」の活動量に応じて貯まったポイントを、「CO-URIBA」の決済で利用できるポイントに交換可能。これにより、従業員が「CO-URIBA」を日常的に利用し、職場内でのリアルなコミュニケーションを促進する仕組みとなっている。
3社は今後、「Happiness Planet Connect」と「CO-URIBA」の組み合わせを通じ、三菱HCキャピタルの職場内でのコミュニケーション活性化や、従業員同士の共感や助け合いの意識向上をめざす。また、利用者の購買情報や行動ログといったデータを活用し、これらの仕組みが福利厚生サービスとしてどのような効果をもたらすかを検証する計画だ。