Zscalerは11月14日、拠点や工場、クラウドにまでゼロトラストを拡張するセグメンテーションソリューション「Zscaler Zero Trust Segmentation」を発表した。
同ソリューションにより、ユーザー、デバイス、ワークロードと世界中に分散した拠点、工場、データ センター、パブリック クラウドとの間の接続が安全で高速かつコスト効率の高い方法で確立される。
「Zscaler Zero Trust Segmentation」の仕組み
Zscaler Zero Trust Segmentationは、インターネットへのトラフィックのほか、クラウドとデータセンター間、仮想プライベートクラウド(VPC)間、ワークロードとプロセス間の通信に対するマルチクラウドのワークロードセキュリティを標準化する。
このアプローチは、ファイアウォール、サイト間VPN、Direct Connect、ExpressRouteの必要性を排除し、さまざまなクラウド環境全体でセキュリティを簡素化・強化する。
こうした仕組みにより、Zscaler Zero Trust Segmentationは、ランサムウェア攻撃を防止し、カフェ型のシンプルな拠点を実現すると同時に、ファイアウォール、ネットワーク アクセス制御(NAC)、SD-WAN、サイト間VPNの必要性を排除する。