米大統領選挙でDonald Trump(ドナルド・トランプ)氏が当選した後、Blueskyのユーザー数が増加しているという。現在Blueskyのユーザー数は1479万人、これは9月の900万人から約1580万人の増加となる。

新規ユーザーは米国、カナダ、英国が多い

BlueskyはTwitter共同創業者のJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏がスタートしたソーシャルプラットフォーム。TwitterがElon Musk(イーロン・マスク)氏により買収された後、ドーシー氏がTwitter(当時)で進めていたプロジェクトを製品化した。複数のサーバを利用する分散型を特徴としている。

Blueskyは今年9月に新たに300万人を獲得し、ユーザー数が900万人に到達したこと、大統領選挙前の10月25日には1300万人を超えたことを発表していた。これらの増加の一部として、ブラジル政府のXの禁止などの要因があると見られている。

今回の増加は、大統領選が関係している。11月12日付のTechCrunchによるとBlueskyのユーザー数は大統領選挙の後の週末に増加、過去1週間で70万人以上の新規ユーザーを獲得し、アプリのダウンロード数でiPhoneのAppStore(米国)で一時的に2位になったという。毎日約10万人のペースでユーザーが増えているとのこと。

Blueskyの担当者はTechCrunchに対して「新規ユーザーの多くは米国、カナダ、英国から」とコメントしている。