OpenAIの共同創業者の1人であるDurk Kingma氏が、競合するAnthropicに起用された。Xで本人が投稿した。

担当業務は不明

Kingma氏はGoogleの深層学習の博士フェローシップ、アムステルダム大学の機械学習博士過程を経て2016年にOpenAIの創業チームとして参画、アルゴリズムチームを率いて基礎研究を受け持った。

OpenAIを2018年に退社し、その後エはンジェル投資家、Google Brain/DeepMindでリサーチサイエンティストを務めていた。

10月1日付のXの投稿で、Kingma氏は「AnthropicへのAI開発へのアプローチは自分の信念と共鳴する。責任あるパワフルなAIを開発するというミッションに貢献するのを楽しみにしている」と記している。

Anthropicでどのような業務に就くのかは明らかにしていない。同社を共同創業し、CEOを務めるDario Amodei氏はOpenAIで研究担当バイスプレジデントを務めていた。Anthropicの共同開発社であるJack Clark氏もOpenAI出身。8月にはOpenAIの共同創業者のJohn Schulman氏を起用している。