GMOインターネットグループのGMOペパボは9月26日、配信支援事業をスタートし、動画・ライブ配信を支援するプロジェクト「Alive Project byGMOペパボ」を始動した。10月の上旬より、動画・ライブ配信のハードルを下げる新サービスの提供を予定しており、誰もが簡単に動画・ライブ配信、VTuberといった表現活動を実現できる未来を目指す。
【<画像11点>オリジナルキャラクター「想ふうか」のイメージ】
GMOペパボは、「人類のアウトプットを増やす」というミッションのもと、表現活動(アウトプット)のハードルを下げ、クリエイターを支援するサービスを多数提供している。
最近では、大人数でのゲームプレイ動画配信の支援を視野に入れた「ロリポップ! for Gamers」の提供をはじめ、VRを楽しむ人やVTuberの活動を支援する「SUZURI byGMOペパボ」での「3Dグッズ作成機能」の提供など、動画・ライブ配信に関連するクリエイターを支援する機能提供を積極的に行っている。
昨今、クリエイターによるインターネット上での表現活動においては、従前のテキストや画像、モノのみでなく、動画やライブ配信、VTuberなどコンテンツを通じた表現活動が増加。2023年の国内ライブストリーミング市場規模は5345億円となり、2030年には2.5兆円に上ることが予想されている。
一方で、こうした表現活動を行うにあたっては、専門の知識や技術、機材が必要となり、簡単には始められないという現状がある。
こうした状況を受け、GMOペパボはこのほど、専門知識や技術、機材がなくても、誰もが簡単に動画・ライブ配信、VTuberといった表現活動(アウトプット)を実現できる未来の想像を目的に配信支援事業に参入し、動画・ライブ配信のハードルを下げるためのサービスを提供するプロジェクト「Alive Project byGMOペパボ」を始動した。
10月下旬には、「Alive Project byGMOペパボ」において、誰もが簡単に動画・ライブ配信画面を作成できるサービスの提供を予定しているほか、AITuberの作成やライブ配信が行えるサービスの開発も行っている。
プロジェクトの一環として公開した、配信者(ストリーマー)を応援するWebメディア「ストリーマーマガジン byGMOペパボ」では、VTuberや配信クリエイターに興味がある人や活動している人、これから配信を始めてみたい人に向けて、配信関連の最新情報や注目イベント情報に加え、動画編集や配信ノウハウなどの実践的な記事を掲載する。
「Alive Project byGMOペパボ」のアンバサダーは、GMOペパボのオリジナルキャラクターである、AITuberの「想(おもい)ふうか」が務める。想ふうかは、このプロジェクトの始動にあわせて誕生したキャラクターで、デザインには、数々のゲームや書籍、グッズなどのイラスト、キャラクターデザインを手がけていることで人気のクリエイター「sakiyamama」氏を起用している。
今後「Alive Project byGMOペパボ」で展開するさまざまなサービス・企画において案内役などを務める予定となっており、「Alive Project byGMOペパボ」が提供するサービスの利用者増加や配信カルチャーの盛り上がりに合わせ、想ふうかの物語も進行していく。
GMOペパボは、今回のプロジェクトを通じて、動画・ライブ配信、VTuberといった表現を活用したアウトプットのさらなる拡大に貢献する考えを示した。