家具・家電の通販「サブスクライフ」のソーシャルインテリア、住友商事と資本業務提携で持分法適用関連会社に

ソーシャルインテリアは10月1日、住友商事と資本業務提携契約を9月6日にしたと発表した。今回の資本業務提携によって、ソーシャルインテリアは住友商事の持分法適用関連会社となる。

住友商事は、1996年にテレビ通販事業としてショップチャンネルを開始して以来、日用品、間接資材の通販やEC事業を多メディアかつグローバルに展開してきた。合わせて、オフィスビルや商業施設、住宅、ホテルなど多領域にわたって不動産事業を手掛けてる。

今回の資本業務提携により、住友商事が通販・EC事業を通じて得た顧客基盤や運営ノウハウの活用、不動産事業を通じて培った業界ネットワークを活用し、「業務管理クラウド」の業界内の浸透・拡大を目指す。さらに、住友商事のグループ会社であり、内装・設計・空間デザイン・家具床材販売等を手掛ける住商インテリアインターナショナルとの、販売連携・共同仕入れなどの協業についても進める。

ソーシャルインテリアは、「よいものが、循環する社会へ」をミッションに掲げ、法人向けオフィスデザインサービスとして「オフィス構築支援」及び、内装/設計会社向けDX支援である「業務管理クラウド事業」を提供している。

個人向けとして、独自のサブスクリプション型課金を強みとした「サブスクライフ」を提供しており、法人個人を問わずインテリア業界での革命を実現するべく、積極的に事業拡大を進めている。

両社は、住友商事の強固な事業基盤と、ソーシャルインテリアの事業を連携させ、これまでのインテリアビジネスの枠にとどまらない事業プラットフォームの構築を目指し、強力に推進していく方針だ。