富士通とSTELLAR SCIENCE FOUNDATION(以下、SS-F)は9月19日、次世代の研究者の発掘と支援、および新たな研究テーマの創出に向けてパートナーシップを締結し、コラボレーションを開始したことを発表した。

このパートナーシップでは、富士通がSS-F基金に資金を拠出することで、研究者同士の連携や交流を促進する科学研究のエコシステム構築を支援。SS-Fが定める基準を満たした研究者と富士通の研究員やエンジニア、事業部門との交流を通じて、若手研究者の育成も支援する。

  • 両者の連携のイメージ

    両者の連携のイメージ

コラボレーションの第一弾として、8月22日から23日まで開催されたSS-Fが主催する研究者コミュニティのリトリートイベント(合宿形式の交流イベント)に、富士通研究所の研究員が参加。イベントで実施されたディスカッションやワークショップでは、社会実装やイノベーションに必要な新たなインサイト創出のための積極的な意見交換が行われたという。

今後は、若手研究者や学生を対象とした最先端の研究活動を学ぶイベントの共同開催や、新たなコラボレーションや共同研究を目指すためのさまざまな領域の研究者やビジネスパーソンによる交流イベントの共同開催などを予定しているという。