Swift開発チームは現地時間9月17日、プログラミング言語Swiftの最新バージョン「Swift 6.0」の一般提供開始を公式ブログで発表した。
Appleが2014年に発表したプログラミング言語「Swift」は2015年にOSS化、2022年9月にはWindows上での開発をサポートするなどクロスプラットフォーム化を進めているが、最新版「Swift 6」では、ランタイムとライブラリの縮小を図った組み込み用「Embedded Swift」のプレビュー版が試験的な機能として含まれるほか、DebianやFedoraなどのLinuxディストリビューション、arm64版Windowsなど対応プラットフォームを拡大させている(Install Swiftページ)。リソースが制限された環境で役立つというエラー処理における型付きthrows、Swift 5.9で導入されたコピー不可能な型「~Copyable」の拡張、128ビット整数型の導入など公式ブログにトピックスがまとめてある。
ソースコードはGitHubの公式リポジトリに設置、公式のガイド「The Swift Programming Language」も最新のSwift 6へと更新されている。