オンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」を運営するキラメックスは9月9日、テックアカデミーにおいてイマーシブラーニングを取り入れたコースを9月24日から提供開始することを発表した。

イマーシブとは「没入」を意味し、イマーシブラーニングではテクノロジーを活用して没入感を味わいながら夢中になって学習を進めることを目指す。まずは第一弾として、テックアカデミーの「はじめての副業コース」でイマーシブラーニングのメソッドを取り入れたコースを展開する。

  • テックアカデミーがイマーシブラーニングを取り入れる

    テックアカデミーがイマーシブラーニングを取り入れる

イマーシブラーニングとは

イマーシブラーニングは学習者が学習内容に深く没入できる環境を提供する学習法。2009年にハーバード大学教育大学院の現シニアフェローであるChris Dede氏が科学誌のScienceでイマーシブ体験の有用性について発表したことが始まりとされる。

2020年ころに始まったコロナ禍をきっかけとして、オンラインやバーチャル空間での学習が世界の教育機関で導入され、2014年にはImmersive Learning Research Network(イマーシブラーニング学会)が発足するなどイマーシブラーニングの研究が進められる。

イマーシブラーニングを取り入れた学習方法

イマーシブラーニングのメソッドを取り入れたコースでは、受講生の進捗をモニタリングする「ナビゲーター」によるデイリーメールやカウンセリングを通じたフィードバックの他に、バーチャルキャンパスを使ったメンター相談を提供する。受講生がつまずきやすいポイントを解説するライブ講義や、同期の受講生同士で一緒にコーディングを進めるペアワークなど、習得レベルに応じたコンテンツも提供するという。