「AI Security asilla」を開発するアジラは9月9日、西鉄ビルマネージメントと業務提携を締結したことを発表した。

業務提携概要

今回締結した業務提携では、行動認識AIをコア技術とした警備DX(デジタルトランスフォーメーション)ツールであるasillaを、西鉄マネージメントが警備や施設管理をはじめとしたビルにまつわるさまざまなサービスを受託している施設へ導入することを目指す。

業務提携の概要は「AIを利用した警備体制の構築」「AIを運用し、警備効率の向上を図る」「AIを活用し省人化や適切な人的リソースの配分を行う」の3点。

警備業界は現在、人手不足を業界課題として抱えており、AIを日々の警備業務に取り入れることで、人的リソースをより高度な警備オペレーションへ振り分けることで業務の効率化を実現させることを目指している。

両社は、こうした業界の現状に対して、警備現場の疲弊を抑えたり少ない人員で警備オペレーションを実現させることなどを通じて取り組む。