ビィ・フォアード、DHLと契約締結 脱炭素の取り組み強化

中古自動車の越境ECなどを展開するビィ・フォアードは8月30日、DHLジャパンと、温室効果ガス削減に貢献できる輸送サービス「GoGreenPlus(ゴーグリーンプラス)」に関する5年契約を行った。

 

輸送サービス「ゴーグリーンプラス」では、バイオマス由来燃料から生産される「持続可能な燃料(SAF)」を使用する。そのため、温室効果ガスの削減に貢献できるという。ビィ・フォアードでは、5年間で550トンの温室効果ガス排出量の削減を目指すとしている。

 

DHLジャパンのトニー・カーン社長は、「5年間という長期契約は今回が初。実際の削減量は、輸送量次第だが、日本でもトップクラスの削減量になることを期待している」と話す。

 

ビィ・フォアードでは、書類の発送や、海外輸送サービス「ポチロジ」で航空輸送を使用している。今後は、「ポチロジ」で請け負った全ての貨物に、「ゴーグリーンプラス」を適用するという。追加の費用は、全てビィ・フォアードが負担するとしている。

 

「長期的で持続可能な環境問題への取り組みは、当社の課題だった。まずは当社がコストを払ってでも、この取り組みの第一人者になっていきたい」(山川博功社長)と話している。