ナチュレジャパン、サプリブランド「PERFECT NMN」が想定以上の継続率 改良重ね3代目

ナチュレジャパンが展開するサプリメントブランド「PERFECT NMN」が順調に成長している。橋本真弘代表は「お客さまが想定以上の継続率となっており、商品力が高い継続率に寄与している」と説明する。

「PERFECT NMN」は若々しく健康に生きるために役立つといわれている「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」を配合しているサプリメント。改良を重ね、現在3代目となる「PERFECT NMN」を販売している。

初代から2代目に改良する際には、抗酸化作用がある「マンゴスチンエキス」、睡眠の質を高める「GABA」、抗菌・抗ウイルス作用を持つ「エキナセア」、保水効果を持つ「プロテオグリカン」、「ウロリチン」などを新たに配合した。3代目に改良する際は、ポリフェノールを多く配合している「レスベラトロール」の摂取量を増加させるため原料自体を変更した。よりエイジングケアにつながる商品に改良し続けている。

「NMN」関連の商品を販売する理由について、「病気は老化が原因で発症するものもある。老化のリスクが減ると必然的に病気が発症することも減る。当社は『幸せ』を多くの人に提案したい企業でいたいため、病気は人を不幸にする一因になると考え、少しでも老化を食い止める商品を世の中に提供したかった」(橋本代表)と話す。

▲「PERFECT NMN」

薬機法の観点から訴求できない文言も多い。だが、以前より美容の意識が高い人の間で「NMN」は浸透していた。さらにユーチューバーのヒカルや実業家の堀江貴文氏などが「NMN」を次世代エイジングケアサプリとして紹介してから、「NMN」の市場が拡大している。

「いろいろな販促施策を実施してきたが、薬機法上、使えない言葉が多く、初めて購入してもらうハードルが高い。だが、一度継続してもらえたら、商品のクオリティーの高さからリピート購入してもらえる確率が高い」(同)と話す。

今後は海外での販売にも取り組んでいく。今年10月から、アラブ首長国連邦のドバイにおいて、年間1000万人近い人が訪れる「グローバル・ビレッジ」のジャパニーズコーナーにおいて、商品の陳列が決定しているという。富裕層が多い海外での販売に挑戦し、さらなる「PERFECT NMN」の販売数増加につなげていく計画だ。