BIPROGYは8月29日、働く女性のためのデジタルサードプレイス「marbleMe(マーブルミー)」を活用し、働く女性のウェルビーイングに関する実証実験を慶應義塾大学前野隆司教授監修の下で開始した。

「marbleMe」とは

「marbleMe」は、働く女性が抱える健康課題やそれにより派生するさまざまなライフプランの悩みの解決を「対話」を通じて支援するサービス。

主なサービスメニューは、「自分との対話」「利用者同士の対話」「専門家との対話」「企業担当者向けのレポート」。

  • 働く女性のためのデジタルサードプレイス「marbleMe」の仕組み

2023年10月のサービス提供開始以降、「前向きな気持ちになれる」など、「marbleMe」利用者のメンタル面でポジティブな効果が出ていることを定性的に把握してきたという。

その効果を定量的に把握し、「marbleMe」に蓄積されたデータを用いて、ウェルビーイング向上に寄与する行動や機能を明確化していくため、今回の実証実験が行われる。

実証実験の概要

今年8月から2カ月間、marbleMeを初めて利用する働く女性(20~60 代)約100名を対象に、「marbleMe 利用の前後にウェルビーイング指標の測定」「marbleMe 利用によるウェルビーイング指標の変化」「イベント参加数、ルーム投稿数などのコミュニティー利用指標とウェルビーイング指標の関係性」を実証する。

実証実験を通じて「marbleMe」を活用することで、働く女性のウェルビーイング向上に寄与することを定量的に実証する。

また、同社は「marbleMe」に蓄積されている匿名化されたユーザーの行動ログなどの大規模データを用いて、ウェルビーイング向上に強く寄与する行動や機能を明確化することを目指す。