食品宅配のファンデリー、第1四半期の通販売上は9%減 顧客数の減少などが影響

生活習慣病患者向け治療食などの食品宅配を行うファンデリーの2024年4ー6月期(第1四半期)におけるMFD事業(通販)の売上高は前年同期比9.3%減の4億8198万円だった。

 

2024年4月以降、「ミールタイム」ブランドの20周年を記念した値下げキャンペーンを行い、認知度の向上と新規顧客の獲得を図った。主要な紹介先である医療機関への営業強化を実施したが、定期購入顧客数の減少や仕入れ価格の高騰などが影響した。

 

今期の純第2四半期以降で巻き返しを図る。定期コース「栄養士おまかせ定期便」の会員数は、前第4四半期以降は増加傾向にあり、回復を見込んでいる。

 

管理栄養士によるX(旧ツイッター)を活用した個人アカウントの運用を開始して、定期コースの会員獲得に注力していく。