Waqoo、第3四半期のD2C売上15.7%減 効果的な広告運用も増収ならず

化粧品のD2C事業を展開するWaqoo(ワクー)の2023年9月―2024年6月期(第3四半期)のD2C事業の売上高は、前年同期比15.7%減の10億2800万円だった。薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」において、効果的な広告投資を実施したが増収にはつながらなかった。

 

「sodatel」は第1四半期において、積極的な広告投資を行い、定期顧客数の確保に注力した。第2四半期以降は広告投資を抑え、定期顧客の継続に注力した。純第3四半期においては、広告投資額を一層制限したが、定期顧客数は維持できているという。

 

既存の主力ブランドである「HADA NATURE(肌ナチュール)」では、クロスセルやCRM施策を強化した結果、継続率は堅調に推移しているという。

 

第3四半期の連結業績は、売上高が同7.7%増の14億2400万円、営業利益は6400万円の営業損失(前年同期は2億5700万円の営業利益)だった。