ファーエンドテクノロジーは、日本国内で提供してきたオープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine」の機能をクラウドで利用できる「My Redmine」をグローバルサービス化した「My Redmine Global Edition」をリリースし、2024年8月7日よりサービスを開始した。

「Redmine」開発に長年協力し続けたノウハウを活かしたクラウドサービスを世界向けに提供

My Redmine Global Edition(公式Webサイト)

同社が提供する「My Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」互換の同社開発のオープンソース「RedMica」をクラウドで利用できるサービス。「RedMica」は、同社代表が「Redmine」開発メンバーとして参加するなど長年携わってきたノウハウを活かし「Redmine」次期バージョンの新機能をいち早く利用できるバージョンとして開発されている。オープンソースとして「Redmine」と高い互換性を持ち、特徴的なガントチャートやプロジェクト管理やチケットシステムなどを利用できる。

今回、内外の要望に応えグローバル展開を進めるため新サービス「My Redmine Global Edition」を開発、プリインストールされたRedmineプラグインを追加料金なしで利用できる他、専用ヘルプデスクも用意する。従来の日本国内でのサービスは「My Redmine JP Edition」として、そのまま提供を続ける。「My Redmine Global Edition」は、料金が月額100 USD、ストレージは200GB、ユーザー数は1000ユーザー、プロジェクト数は無制限で利用IPは100までとなっている。

ファーエンドテクノロジーは、代表取締役の前田 剛氏が会社創設以来10年以上「Redmine」の開発に協力し、日本人唯一のコミッターとして中心的な役割を果たしている。現在も所属しているエンジニアが開発を行い2023年10月リリースした「Redmine 5.1」では新機能全体の36%の開発を行っている。