「SAKE HUNDRED」のClear、高級日本酒販売はECで抽選 1万本に対し7万人が応募

日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」を展開するClear(クリア)は、フラッグシップ商品である日本酒「百光(びゃっこう)」(税込3万8500円)の2024年醸造の一般販売(SAKE HUNDREDの会員以外の一般の顧客への販売)分である1万本が完売したことを明らかにした。

同商品は抽選方式で販売を行っている。1万本に対して、約7万人からの応募があり、早期に完売したという。7月31日には、2024年末の発売に向けアップデートした「百光」の先行抽選応募の受け付けを開始した。

 

「百光」は、原料の希少性や、醸造難易度の高さから、製造可能数に限りがある。そのため、抽選販売を行っているという。2024年醸造の「百光」は、冬・春・夏と季節ごとに計3回の抽選販売を実施。想定以上の応募があったことから、販売予定時期を繰り上げたという。一般販売分の1万本が7月中に完売したそうだ。

 

日本酒の価格相場は1本あたり数千円だというが、「SAKE HUNDRED」ブランド全体の新規顧客の単価は4万2969円だとしている。リピート顧客の単価は、7万1560円(2024年5月)にのぼる。「百光」が平均単価をけん引しているという。同社では現在、2024年末の発売に向け、大きくアップデートした「新たな『百光』」の開発を進めている。