レノボ・ジャパンは8月6日、CPUにSnapdragon X Eliteを搭載したビジネス向けAI PC「ThinkPad T14s Gen 6」を発表した。同日より発売する。価格は38万600円〜。
「ThinkPad T14s Gen 6」は、AI機能を搭載した「Copilot+ PC」対応のWindows搭載モバイルノートPC。12コアのQualcomm Oryon CPU、Adreno GPU、最大45TOPSの処理能力を持つQualcomm Hexagon NPUを搭載したSnapdragon X Eliteプロセッサーを採用。クリエイティブフィルターや背景ぼかしなどの強化されたWindowsスタジオエフェクト、映像や音声のリアルタイム翻訳(英語への翻訳のみに対応)などの機能を提供する。
最大64GBの高速LPDDR5xメモリを搭載し、4辺狭額縁の14型ディスプレイをコンパクトな薄型筐体のビジネス向けモデル。カメラはフルHD解像度に対応し、プライバシーシャッター付きでWindows Hello顔認証が可能。通信機能はWi-Fi 7とオプションの5G sub6に対応。バッテリーは58Whの長時間駆動タイプでセキュリティ面ではSecured-Core PCやMicrosoft Plutonに対応する。
主な仕様は、CPUがSnapdragon X Elite、NPUがQualcomm Hexagon NPU、グラフィックスがQualcomm Adreno GPU、メモリが最大64 GB、ストレージは最大1TB、ディスプレイは14型、インタフェースはUSB Type-A ×2、USB Type-C ×2, HDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、バッテリー使用時間は動画再生時が約19.3時間、アイドル時が約37.4時間。OSはWindows 11 Pro 64bit(日本語版)、本体サイズは約W313.6×D219.4×H16.9mm、重さは約1.24kg~。