jolipote、厳選したペットフードやおやつを販売 研究進む海外メーカー品も用意

jolipote(ジョリーポット)は、福岡市早良区に同名の実店舗を構えている。実店舗では、こだわりのペットフードやおやつを販売しており、トリミングサロンやペットホテルのサービスも提供している。自社ECサイトは、コロナ禍の2020年に立ち上げたという。実店舗同様、ペット業界に長年関わってきた月足聖一代表が選び抜いたペットフード、PBのおやつなどを販売している。

 

月足代表は、前職でペットフードメーカーに勤務。営業やマーケティング、開発に携わっていたという。「全国の専門店を回るうちに、ペットビジネスへの関心が高まり、独立を考えるようになった」(月足代表)と話す。

「無添加」「無着色」など、高品質な商品を意識して取り扱うようにしているという。

「最近は『国産フード』が人気だが、当社では国内外問わず、いいものであればどんどん仕入れている。海外メーカーは、ペットフードの研究環境が充実しており、長年の研究を重ねた商品も多い。最近は、国内製造の商品の中にも高品質で原料にこだわった商品が増えてきているが、研究という点では、海外製品のほうが勝っているように思う」(同)と話す。

ペット用おやつは、OEMで製造したPB商品も販売している。

「仕入れ品だけだと、売り上げは上がっても利益は薄い。最近はフードだけでなく、おやつにもこだわる飼い主が多く、素材の良さを生かしたPB商品が人気となっている」(同)としている。

 

「問い合わせや実店舗の来店時には、『愛犬や愛猫がペットフードを食べてくれない』という相談を受けることも少なくない。市販されている種類が多すぎて、『ペットフード難民』が増えてきている。ペットフード業界に長年携わってきた知見を生かし、そういった悩みを解決できるような存在になっていけたらと思う」(同)と話している。