海外向け購入代行「Buyee」、米国向け配送料を最大49%OFF 北米の流通を拡大

tensoはこのほど、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」において、「ECMS Express」の米国向け送料の大幅値下げを実施した。従来の米国向けECMS利用時の送料から最大49%OFFの値下げを実現。越境ECを通した商品購入のハードルとなる送料を下げ、サービスの利便性向上と流通拡大への貢献を目指す。

BEENOSの連結子会社で、国内ECサイトの海外販路拡大をサポートするtensoは、海外ユーザー向けの購入サポートサービス「Buyee」や、海外転送サービス「転送コム」など、海外販売を支援するサービスを展開している。

このほど、「Buyee」で利用できる「ECMS Express」のBuyee独自プランにおいて、米国向け送料の大幅値下げを実施した。配送日数に7~14日ほど要し、「Buyee」で利用可能な他のエコノミーサービスよりも長い一方で、これまでの米国向け「ECMS Express」送料から16~49%OFFと、米国向け配送で業界最安値水準を実現し、1490円から配送が可能だ。

【ECMS Express配送料】

値下げ実施から調整期間中の1週間の計測では、新プランの利用率は13倍に伸長しており、海外の顧客にとっての送料の重要性が分かる。

Buyee(バイイー)は、越境EC流通総額No.1の強みを活かし、海外の消費者が越境ECを通じて日本から商品を購入する際の負担低減のため、様々な独自の国際配送プランを提供してきた。

2021年2月に実施した米国向け配送料の値下げは、コロナ禍によるEC需要の拡大やホビー商材需要の増加とともに同地域の流通拡大に貢献し、2021年第2四半期決算には、「Buyee」の流通総額のシェアで米国が初の1位となった。その後もアメリカ向け配送サービスの拡充を継続し、2021年から現在までの「Buyee」における流通総額1位は米国となっている。

「Buyee」は、今後も各国の需要に柔軟に応じた配送プランの開発を継続し、日本からの商品購入体験の利便性向上とハードルの低減することで、国内企業の流通拡大に貢献することを目指す考えを示す。