wearcoord、ECの商品画像からコーデ生成の新機能を発表

wearcoordは7月17日、ECサイト上の商品単体の画像から、オンライン着せ替えサービスの画像を生成する新機能を発表した。商品の撮影コストを削減できる機能として導入を促進する。

オンライン着せ替え試着サービス「wearcoord」は、ECサイト上で商品と自分の体型に近いモデルを組み合わせ、全身のコーディネートや着回しを視覚的に提示できる。これまではECサイトに導入する際に、実物を撮影する必要があったが、ECサイト上の商品単体の画像をもとに、モデルが着用する画像を生成できるようにした。

新機能のメリットについて、「すでにECサイトで使っている画像と、任意のモデル画像のみで導入できるようになった。商品を当社に送付して、手作業で撮影していたコストを削減できる。ECサイト上でコーディネートを無限に試すことができるようになる」(菊地代表)と強調した。

2024年4月の試験導入では、サービスを利用したユーザーの平均購入率は未利用のユーザーと比較して約2.9倍になった。今後はブランドを横断した商品や、ユーザーの手持ちの服もコーディネートの対象としたい考えだ。