値上げの動きが強まる中、中華そば390円を守るハイデイ日高

デスク「原料高騰で外食企業はまだ値上げが続いているね」

記者「はい。ハイデイ日高が運営する中華食堂『熱烈中華食堂日高屋』では、5月末に全体で3%の値上げを行いました。しかし1号店オープン時から守ってきた『中華そば』は今回も持ち堪えて390円を維持しています。物価高による消費者の節約志向は続いていますので来店客数は伸びています」

デスク「中小企業ではまだ4割近くの企業が賃上げできていない現実もあるからニーズは高いだろうね」

記者「最近500円以内で食べられる外食はほぼありませんのでやはり目を引く価格です。夜もラーメン+餃子+ビールで1000円程度に収まります。『お手頃価格で楽しんでもらいたい』という創業者・神田正会長の強い一心で日高屋の看板商品の価格を守り抜いています。セントラルキッチンでの一括仕入れや加工・調理の効率化によってこの価格が実現できています」