AI Shiftは7月16日、企業の生成AI導入を支援する「AIシフトサービス」の一環として、「生成AIリスキリング for エンジニア」を提供開始したことを発表した。

  • 生成AIを組み込んだ機能実装ができるエンジニアを育成する「生成AIリスキリングforエンジニア」

    生成AIを組み込んだ機能実装ができるエンジニアを育成する「生成AIリスキリングforエンジニア」

生成AIリスキリング for エンジニアの概要

新たに提供を開始した、生成AIリスキリング for エンジニアは、多くの企業から「自社でも生成AIを活用した開発ができるエンジニアを育成したい」という要望を受け、カリキュラムを開発したもの。

受講者がLLM(大規模言語モデル)を組み込んだ機能開発を行う際に、技術要素の選択と組み合わせができるようになることを目指す。

まずは生成AIを活用したアプリケーション開発における主要なAPIや開発ライブラリについて学び、生成AIを活用したアプリケーション開発における知識のインデックス化を進める。そして、実際の開発は1日のハッカソン形式で行い、ハッカソン当日はAI Shiftのエンジニアがサポーターとして参加し、技術的な課題の解決を支援するとしている。

今後の展望

なお、同社は、生成AI人材を育成する「生成AIリスキリング支援」と、企業ごとに生成AIソリューションを開発する「生成AI業務改革支援」を一貫して行う「AIシフトサービス」を提供しており、7月からは職種に特化した生成AIリスキリング講座も提供している。

生成AIリスキリング for エンジニアについて、親会社のサイバーエージェントでもすでにエンジニア向けの生成AIリスキリングを行い、1ヶ月で152人のエンジニアがLLMを組み込んだ機能実装を実現したという。今後は外部企業のエンジニアにも充実したカリキュラムを提供していく考え。