MODEは7月2日、IoTで取得した作業現場の状況をリアルタイムで報告するAIアシスタント「BizStack Assistant」に、米OpenAIの最新の大規模言語モデル「GPT-4o」を実装したと発表した。

「BizStack Assistant」とは

「BizStack Assistant」は、建設業や製造業など、作業現場の“今”の状況を知るAIアシスタント。

具体的には、バラバラな現場データを一元化して活用するプラットフォーム「BizStack」のチャット型インタフェースで、ユーザーはチャットツールから話しかけるだけで、現場の情報や業務知識を得ることが可能。

  • 「BizStack Assistant」の回答例

「GPT-4o」対応によるメリット

「GPT-4o」は、米OpenAIが5月に発表したLLMで、テキストだけでなく音声、画像、動画も扱えるマルチモーダルモデル、多言語対応、複雑な対話の要素を理解といった特徴を備えている。

「BizStack Assistant」は、「GPT-4o」に対応することにより、以下の改善が実現されるという。

  • AIによる回答の精度・速度が大幅に改善
  • 最新データを含むトレーニングデータに基づいた回答情報量の向上
  • 高度な言語理解によるスムーズなコミュニケーション

「BizStack Assistant」は、音声対応や画像対応など、簡単に業務でAIアシスタントを活用できる機能を順次実装する予定。