カウシェ、買取・販売事業の拡大を目指してアライアンス強化 第1弾は韓国化粧品協会と連携

「誰かと一緒に」を楽しむ買い物アプリ「カウシェ」を提供するカウシェは、過剰在庫等の処分品を買い取り「カウシェ」上で販売する買取・販売事業の拡大を目指し、業界団体や地方自治体等とのアライアンスを強化すると発表した。本取り組みの第1弾として、韓国化粧品協会と連携し、コスメロスの削減を目指す。

カウシェは、「世界一楽しいショッピング体験をつくる」をビジョンに、「誰かと一緒に」を楽しむ買い物アプリ「カウシェ」を運営している。「カウシェファーム」や「コイン」機能を使い、お得な価格で商品を購入でき、友人や家族、SNS上の誰かとコミュニケーションを取りながらショッピングを楽しめる。

さまざまな理由で生まれてしまうロスの削減に貢献したいという想いから、2024年4月8日には、「カウシェ」において、廃棄する可能性があった過剰在庫品等の訳あり品を自社で買取し、販売する、買取・販売事業を開始。食品や化粧品、日用品などを取り扱う事業者からの訳あり品を買取り、販売することでロスの削減に貢献してきた。

消費者の環境に対する関心を高めたいとの思いから、正規品としては販売できず過剰在庫になった化粧品を買い取り、まとめてお得な価格で販売することで、ロスを削減しながら新しい化粧品と出会うきっかけをもたらす「サステナ美容福袋」の販売も実施。2024年6月1日から7日間で、廃棄になる可能性があった化粧品合計2620個を消費者の元へ届けた。

このほど、過剰在庫等の処分品を買い取り「カウシェ」上で販売する買取・販売事業の拡大を目指し、事業者からの直接買取に追加して、特定業界の発展を目指す任意団体や、地方自治体等との連携強化を図る。

取り組みの第1弾として、韓国化粧品協会と連携し、協会員企業の商品の積極的な買取・販売を実施する。品質に問題はないもののパッケージ変更や過剰在庫等の理由で正規流通ができず廃棄されてしまっていた、いわゆる「コスメロス」の削減を目指す。

今回アライアンスを組む韓国化粧品協会とは、過去にも協会員企業から韓国スキンケアブランドの商品の買取を行っており、「カウシェ」を通して多くの消費者に販売している。今回の連携後は、協会員企業が抱える滞留在庫に関する情報連携を強化し、韓国のシャンプーやフェイスマスク等、取り扱い商品数や量を増やしていく予定だ。

▲韓国化粧品協会 權容守会長

本取り組みにあたり、韓国化粧品協会 權容守会長は、「韓国化粧品協会は、協会員企業の皆様と協力して、韓国化粧品業界の一層の発展と国際的な競争力の向上に努めています。本連携が、協会員企業様のロス削減につながるとともに、『カウシェ』がきっかけとなり韓国の魅力的な化粧品ブランドの新しい顧客層の開拓になることを期待します」とコメントした。