ピュア・ストレージとLandingAIは6月17日、ピュア・ストレージによるLandingAIへの戦略的投資を通じて、ビジョンAIテクノロジーのさらなる発展を目指すことを発表した。LandingAIのマルチモーダルLVM(Large Vision Models:大規模視覚モデル)は、ピュア・ストレージの顧客におけるビジョンAIの未来を支えるソリューションになるという。

ビジョンAIソリューションを手掛けるLandingAIは、限られたデータセットしか持たない企業でもLandingAIを導入することでAIの活用とAIプロジェクトのPoC(Proof of Concept:概念実証)から本番運用への移行が可能となるよう支援する。

データ中心のAI活用を主軸とするLandingAIの主力製品である「LandingLens」は、コンピュータ・ビジョン・ソリューションの構築、反復、デプロイメントを容易かつ迅速に行えることを目的とするクラウドベースのプラットフォーム。最適なデータ精度と一貫性を実現するとのことだ。

Courseraの共同創設者、Google Brainの創設リーダー、Baiduの元主任サイエンティストであるアンドリュー・ン(Andrew Ng)らによって創設されたLandingAIは、AI開発を少数が利益を得るテクノロジーから全ての人に利益をもたらすテクノロジーへと導くことをサポートする。