WordPress.orgは現地時間6月4日、オープンソースのCMS「WordPress」の次期バージョンとなる「WordPresss 6.6」のテスト確認用バージョン「WordPress 6.6 Beta 1」のリリースを発表した。

WordPress.org(公式Webサイト)
「WordPress 6.6」の強化ポイント
「WordPress 6.6」は、洗練と精巧さ(polish and finesse)をテーマに、Gutenbergプロジェクトのフェーズ3(共同編集とワークフロー機能)の課題をクリアする機能強化と改善が行われている。機能の要であるサイト・コンテンツエディタ「Gutenberg」では、両機能が従来以上に密接に連携する仕様に変更された最新版の「18.5」が搭載される。機能面ではサイト情報を確認する「データビュー」でパターンとテンプレートパーツを統合し、管理ビューへのアクセスを簡略するなど多くの機能改善が行われる。
スタイルバリエーションを更に使いやすくするため各スタイルバリエーションのカラーとタイポグラフィスタイルを組み合わせる機能強化、同期されたパターン外観をすべての表示場所で維持しつづける同期パターンのオーバーライド、ブロック内のブロックをグリッドとして配置できる「ネイティブグリッドレイアウト」の改善など複数の機能の強化、改善が行われる。「WordPress 6.6」の詳細については、「WordPress 6.6へのロードマップ」に掲載されている。