NTTテクノクロスとビットトレードは6月5日、両社のWeb3.0技術のノウハウを生かした「ビジネスマッチングプラットフォーム」における事業性の検証および事業発展方針の検討に向けた共同研究に関する覚書を締結したと発表した。

覚書締結の目的

両社は、これまでWeb3.0技術を活用したアプリケーションの開発に向けて協業による検討を進めてきた。その中で、「地方施設における集客の伸び悩み」「エンターテイメントにおけるコンテンツの更なる利活用」といった旅行業界やエンターテインメント業界が抱える課題を抽出できたという

こうした課題解決に向けて、両社のWeb3.0技術を生かした「ビジネスマッチングプラットフォーム」の事業性の検証と事業発展方針を検討し、業界全体の発展に寄与していくことを目指す。

共同研究の内容

共同研究では、これまで実現が難しかったビジネス領域のコラボレーションについて、Web3.0技術の進化に伴うユーザーを介した自律分散的なサービスの活用による実現を検討する。

また、プラットフォームを利用する事業者の事業性や発展性に加え、サービス提供方法を検証・評価する。

NTTテクノクロスは「プラットフォーム構築・運用に関する検討」を、また、ビットトレードは「暗号資産・ステーブルコインの知見の提供」を担う。

  • 「ビジネスマッチングプラットフォーム」の実用化イメージ