クラウドフレアは5月16日、DDoS(Distributed Denial of Service分散型サービス拒否)攻撃の最新動向に関する説明会を開催した。DDoS攻撃とは、処理能力を超えるトラフィックを殺到させることでWebサーバをダウンさせ、ユーザーがインターネットを利用できないようにするもの。
米Cloudflare Senior Product Manager DDoS Protection & Security Reporting Omer Yoachimik氏は、DDoS攻撃が及ぼす影響について、「攻撃者は非常に低コストで実行可能だが、攻撃を受けた企業は業績や評判に影響を受ける。顧客が代替手段に流れたり、SNSで炎上したりする可能性がある」と説明した。
Yoachimik氏は、DDoS攻撃には「ボリューム型攻撃」「プロトコル型攻撃」「アプリケーション攻撃」の3種類があると、紹介した。