ウイングアーク1stとMAIAは4月17日、女性を対象としたITスキル習得と育成支援における業務提携を締結したことを発表した。今回の提携では、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材不足の解消に向けて、中長期的にデータ活用・分析が可能な人材としてキャリア展望を見込めるBI(ビジネス・インテリジェンス)ダッシュボードである「MotionBoard」を無償で提供し、育成と就労の支援をしていくという。
業務提携の背景
デジタル人材の需要が高まる中、内閣府が提言する「女性デジタル人材育成プラン」において、デジタル領域への参画は、女性にとって新たなスキルを習得する手段かつ所得向上の実現を期待できる成長分野と提示されている。
MotionBoardは、特別な知識やコーディングの必要がなく、Excelと類似する操作性で多角的な分析環境を構築できるという特徴を持つ。
ニーズが高いDX人材において、MotionBoardを利用したデータ活用・分析を構築できるスキル習得は、就労の機会を得やすく女性のデジタル人材としての活躍を促進できる機会と判断し、今回の提携を決定したという。
今回の提携は、実案件での稼働によるスキルの定着と就労の機会提供も目指しており、現在、MAIAに登録している女性から応募・選考の上、選出を行い、第1期生として学習の開始を予定している。