Cohesityは2月29日、Cohesity環境内の高品質なバックアップデータに検索拡張生成 (RAG) AIと大規模言語モデル (LLM) を導入した、AI搭載エンタープライズ検索アシスタント「Cohesity Gaia」を発表した。Cohesity Gaiaは3月15日から一般販売される予定。

「Cohesity Gaia」のアーキテクチャ

「Cohesity Gaia」 のアーキテクチャは、データを管理・処理するために連携して動作するコントロールプレーン (Gaia-CP) とデータプレーン (Gaia-DP) で構成される。

コントロール プレーンは、ワークフローの調整、データモデルの管理、ユーザー操作のためのAPIの提供を担う。データプレーンは、Cohesityクラスターに保存されているデータへのアクセスとインデックス付けを担う。

Cohesity Gaiaの埋め込みサービス (Gaia-ES) を使用すると、企業はさまざまなファイル形式からテキストを抽出し、データのセマンティック インデックスを作成し、これらのインデックスを使用してデータについてより深い洞察を得ることができる。

「Cohesity Data Cloud」と組み合わせるメリット

「Cohesity Gaia」 は「Cohesity Data Cloud」と組み合わせることで、データを知識に変え、データのセキュリティとコンプライアンスを維持しながら、組織の目標を加速化できるようサポートする。

Cohesity Gaiaは、バックアップを再構築することなく、インデックス化されたすべてのデータを即座に読み取り可能にしする。これにより、Cohesity Data Cloudはデータレイクのように機能し、リアルタイムで企業に対して分析および意思決定のためのデータへのアクセスを提供する。