Gunosy(グノシー)は1月29日、米OpenAIの大規模言語モデル(LLM)を搭載した業務支援特化の生成AIサービス「ウデキキ」に、多様なビジネスシーンで使用できるという新たな機能である「PDF要約」と「PDFリサーチアシスタント」を追加した。価格は、50人までの場合で月額11万円から。
長文のPDFファイルを要約
PDF要約は、ユーザーがPDFファイルをアップロードすると、ウデキキが内容を要約し、重要なポイントや要点を抽出するというもの。これにより、長文のPDFファイルをすべて読む必要がなくなり、時間と労力を節約できる。
PDFファイルに関する質問への回答も
PDFリサーチアシスタントは、ユーザーがアップロードしたPDFファイルに関連する質問を入力すると、ウデキキがPDFファイルを解析し回答を提供する。これにより、大量の情報を含むPDFファイルから必要な情報を見付けられるとのこと。
また、引用元を表示する「データソースハイライト機能」により、情報の正答性を確認可能としている。
利用シーンのイメージとして同社は、契約書やマニュアルなど長文資料の下読み作業、社内規程から必要な情報だけを確認したい場合、顧客からの問い合わせに回答する際に製品マニュアルやFAQを調べたい場合、製品カタログや営業マニュアルをアップロードしてセールスのロールプレイング研修の代替、の4パターンを挙げる。
加えて、OCR(光学文字認識)技術と表の構造を認識させる技術により、表や手書きの文字を含む資料に対する質問にも、精度の高い返答が可能としている。