日立システムズは1月24日、グローバル市場でのマネージドセキュリティサービス事業の拡大に向け、日立システムズグループの事業体制を再編する。

合併の戦略

セキュアブレインは2014年に日立システムズの完全子会社となり、マネージドセキュリティサービス分野へも事業領域を広げている。

合併により、セキュアブレインのWebセキュリティノウハウを活用したモバイルアプリケーション向けセキュリティサービス、マルウェア関連技術を用いたランサムウェア対策ソリューションの開発・展開など、セキュアブレインが得意とする先端技術を活用した新たなイノベーション創出に取り組む。

加えて、日立システムズの営業力と組み合わせたGo To Market活動により、マネージドセキュリティサービス事業の拡大を目指す。

日立グループや日立システムズの海外グループ会社と連携することにより、セキュアブレインの人財力やセキュリティ製品・サービスをグローバルに展開し、日立システムズグループの成長につなげる。

合併後のセキュアブレイン製品の扱い

2024年4月の合併以降も、フィッシング対策ソリューション「PhishWall」やSaaS型Web改ざんチェック/脆弱性診断サービス「GRED」など、セキュアブレインのセキュリティ製品・サービスはセキュアブレインブランドで提供・展開される。