SalesNowは1月11日、国内540万社の企業情報を網羅したデータベース「SalesNow DB」を元に、2022年12月1日~2023年11月30日の期間で調査した、上場企業におけるIT業界平均年収ランキングTOP10を発表した。
上場企業におけるIT業界平均年収ランキング上10社は以下の通り。
IT業界平均年収ランキング上位5社について
第1位は、日本語入力システム「ATOK」や中学生向けのタブレット通信教育「スマイルゼミ」を展開するジャストシステムとなった。民間企業や自治体など幅広い顧客にソフトウェアやサービスを提供している企業がトップを飾る形となった。
第2位は、野村総合研究所の名前が挙がった。コンサルティング、ITソリューション、IT基盤サービスなどをトータルに提供する企業で、構築した仕組みの多くが金融業界のインフラとして機能している企業だ。
第3位にランクインしたのは、電通グループのシステムインテグレーターである電通国際情報サービス。先端テクノロジーの知見と人材を集約し、国内外の先進サービスの研究・実装に取り組んでいる企業で、人事・会計・製品開発などの領域でも独自製品を提供している。
第4位は、米国のOracle Corporationが1985年に日本で設立した法人である日本オラクル。情報システム構築のためのソフトウェア・ハードウェア製品をはじめ、クラウドサービスに関する各種サービスを提供している企業となっている。
第5位はSRAホールディングス。日本で最も古い独立系ソフトハウスであるSRAの持株会社で、金融機関や研究機関、メーカー向けの業務用ソフトウェア開発やシステム運用を主力事業として展開している企業がランクインした。